こどもの居場所さがしの旅

 どこかで、言ったことがあるのですが、わたしたち障害児を持つ親にとって、こどもとともに歩んできた道というのは、その子のそのときそのときの居場所を探す旅のような気がします。

産まれたときにすぐに障害を持っていることを知らされた親。
そんなこととは知らず、でもそのうちに「もしかして・・」と思い、
ある日突然、自分の子が障害児であることを知らされた親。

確かに、すごいショックではあったけれど、この子が今を一番この子らしく、生きていくにはどんな場所があるのだろう・・・
そう考えて、親はいろいろな場所に通わせたりしてきたはずです。

障害児の通園施設。保育園。幼稚園。・・・・
て、学校・・・。普通の学校がいいのか、養護学校がいいのか・・・
そうやって、いつか学校も卒業していきます。

卒業したあとは? どこがあるの? どこがいいの?
この子はどこで生活を送るの?
家? いったいいつまで?  施設? 入所? 通所?・・・・

考えるときりがないけど、それは決して選択肢が多いというわけではないのです。
確かに、いく道は選択できる。でも、いく場所に選択の余地がないのが、現実。

こどもの行く末を考えて様々な活動もしてきた。
せっかくここで、こうやって活動してきても、いざ、転勤となると、いままでやってきたことが、ゼロになってしまう。

そんなことを考えて、いま私は、こどもの居場所を改めて考えている。