パターナリズム(父権主義)とは、" 政治・経済・雇用関係などにおいて成立している、父と子の間のような保護・支配の関係。父親的温情主義。"(byこくご辞典)
普段私たちが知的障害をもつ子どもと関わるとき、本人が何かを決められないときに(そういう場合がかなり多いと思いますが)、本人に代わってこちらが「本人のため」に決めることがあります。
でも、そのことが本当に「本人のため」なのかどうかを説明することはむずかしく、そこに親子や先生と生徒などの上下関係があると、実は、関わる側の都合で決めていることがが少なくないぞ、ということが書かれています。(本人のためである事がちゃんと説明ができるのであれば、「パターナリズム」を否定する理由はなく、それは、救急医療など命に関わるときの場合には、それに近いものになるだろう、ということです。)
本当に本人のためということを考えるのなら、「自分のことは自分しかわからないから自分で決める=自己決定」を尊重しなければならない、そうすることで、関わる側の都合で決め、本人の意思を無視してしまうようなことは起こらないだろう、という考え方です。
でも、知的障害をもっていて、自己決定がむずかしいからこそ、周囲の人間が決めているんじゃないか〜!という流れがありますよね。
なので次は、「2.自己決定を尊重する際の問題」を読んでみま〜す。
お楽しみに…?!(さいとう)
福祉科学とコミュニティー『自己決定』をめぐる問題状況」創刊号/
編集・発行福祉科学とコミュニティー研究所
http://www.ksky.ne.jp/~subaru/labo/laboindex.htm