この本は、知的障害のある弟を持つ作者が、『彼が感じていそうなことを、
彼の片言の単語や表情から読み取って』書いたものです。
新聞の書評を見て読んでみたいと思っていたのですが、偶然Mさんに
借りる事が出来ました。
文庫本より一回り大きい位で、70数ページのちっちゃなかわいいーでも
ズッシリと重い本でした。
『私は幼い頃、彼は理解していない、理解できないと思っていました。
けれど本当は彼はすべて理解している。(中略)うまく表現出来ないだけだったのです。』
知的障害のある息子を持つ私も全く同感です。
「この子は重い知的障害があるので、色々な事がよくわかりません。
でも何でもわかるのです。」と。
同じ子供だった兄弟だからこそ書けた本だと思います。
大人達が、仕方ないと思いこんでいる事でも、子供同志の兄弟は
「なぜ」と疑問をぶつけてくる。
『なんでターくんは、いつも、みこよりいっぱいがんばらないと
いけないんだろうね?』
小学2年生の娘も一気に読んでしまいました。
ぜひ、読んでみてください。でも、人前で読んじゃダメだよーん。
泣けちゃうからね。(Nママ)