いきなりですが、質問です。
今、この地球上に何人の子ども達が暮らしているでしょうか?
答えは、約21億人。そのうち、子ども達の健康や成長が守られている国で暮らしている子どもの数は、僅か10%。所謂開発途上国において、5歳の誕生日を迎えられずに命を失う子どもは年間約1100万人います。
国境なき医師団の報告によると、今年の4月に停戦したアンゴラ(世界でもっとも地雷に汚染されている国のひとつ)において、5歳以下の子どもの32%が栄養障害、10%が重度の栄養障害に苦しんでいます。「飢餓」「栄養失調」「餓死する」は日本に住む私達の生活とはかけ離れたものですが、世界の中で生じている現実です。年間1100万人の数字がピンと来ない場合、一日あたりに直すと少しは現実感が出てきますか?年間1100万人ということは、一日約3万人の子どもが、一分間に約21人の子どもが亡くなっているということ。そう、こうしている間にも。。。。
日本においてニュースになるのは、日本人同士のお金や恨みによる人の殺し合い、離婚、不倫、グルメ、企業不祥事、リストラ等等。そして、価値観の多様化の美名のもと、何を基準にして生きればいいのか分からない若者、楽しければそれでいいという刹那主義に走る者、まさに、自分のことだけで四苦八苦し、世界で起こっている出来事に無関心であるという状態ですね。誰かがやるだろう。自分とは関係ない。運が悪いのだ。と考えることは容易いです。でも、少し考えてみてください。自分がその立場に置かれていたら・・・。自分の産んだ子に食べさせるものがない。自分も食べるものがない。正に生存のぎりぎりのところに自分がいたとしたら・・・。
人が人らしいのは、どうゆう状態なのでしょうか?やさしさ、責任感、他を助けること、こういった言葉を死語にしない為にも、もっともっと私達は、より多くの物事に目を向けなければならないのではないでしょうか?ただ、人から言われたことをする、自らは何の行動もしない、受身の生き方は世界では通用しません。また、自分のことで精一杯というのもわかりますが、少し足を止めて考えてみませんか。自分の生活の中で、無駄な部分がもしあれば、それを整理して他に振り分けてみることを。
ちなみに、国境なき医師団によると、6000円で300人に緊急栄養食。12000円で6人用の非難テントを5つ作るためのブラスチックシートの購入。24000円で継続的な栄養補給を行い、重度の栄養障害に苦しむ子ども6人の命を救うことができるそうです。勿論ここで伝えたいのは、金銭だけでなく、その精神、考え方、関心を向けるということですが。身近なところと同様、遠くの隣人にも関心を向けられるようにしたいですね。又、そのような人になるようお互い努力しましょう。