「準備が未来を創る」という言葉を中心に今回は考えたいと思います。
未来を創るチカラは、本来的にその人個人の意志から来ます。
次はこうしよう。明日はこうしようといったように一日一日の積み重ねで明日が積み上げられてきます。そして、それが、その人の個性になり、習慣になってきます。日常何気なくしている無意識の考え方や行動はその人のお父さんお母さんの家族そして、その祖先に繋がる多くの遺伝子からいただいたものがベースになっています。日常の考え方の癖、言葉の出し方、食べ物の嗜好等々。
さて、反省することによって人はその行動を変えうることが可能となります。
この反省するココロこそ軌道修正をする、未来を変えるターニングポイントになります。間違ったことをしたから今度はしないように反省しようとかが、一般的に使われますが、目に見える悪いことをした場合ではなくても、日々の行動を確認する作業は時間の許す限りした方がよいようです。
さて、反省する点を見つけるにはどのようにしたらいいか。これは、一つに「感謝の気持ちを持つ」ということがポイントになります。私達は決して一人で生きているわけではないので、周りにいる人すべてにお世話になっています。それを、ひとつひとつ周りの人のことを思いだして、チェックすることから反省が始まります。よく、内観道場などでは、お母さんからもらったもの、お父さんからもらったものを思い出してみなさいと指導されているようです。
私達は自由で責任のある人間であり、それこそ無限の可能性を秘めています。勿論、現代社会においては、法律に触れることふれなくても公序良俗に反することは禁止されています。例えば、援助交際が何故悪いか、最近は答えられる大人が増えてきましたが、社会の退廃を進める考え、行動を戒めないといけないのは当然であり、そこに未来を創るチカラが宿ります。
価値観の多様性による弊害はいたるところに出てきていますが、それは次回以降に譲るとして、常にこの巻頭言で書いているように、この社会に何らかの悪いところがある場合に変えるには、ひとりひとりが考え、反省し、新しい未来を作り出すしか方法はありません。一部の政治家や評論家そして、活動しているリーダのみで変わるものではありません。これは社会改革家でなくても、日常の中で、各々の行動を見つめ直すことで十分に達成されうるものです。
さて、未来を創りだすには、旅行の準備のようにそれ相応の準備が必要です。準備不足で、未来をうまく作り出せない場合それは、次の世代への宿題となってしまいます。
私達プロペラは、現在の知的障害児者そして、これからも生まれてくるだろう彼らの将来のために、現在僅かながらの準備(活動)をしています。この積み重ねが、きっと輝かしい社会の訪れをもたらすことを信じて。/プロペラ代表 熊川英輔