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権利擁護セミナー報告

6月8日(日)、全日本手をつなぐ育成会主催

◆国民生活センター 木間昭子氏
『絶対にあきらめないで』
悪徳商法などで被害に遭っても、無条件解約できた事例がたくさんある。被害に遭ったらとにかくあきらめないでほしい。まず相談を。
被害を防ぐためには地域で日常から誰がどう関わるか。その人の生活を見放さない。信頼関係がなければ権利を擁護できない。

◆NPOそよ風ネットいわき(財産管理)理事 本田隆光氏
『(本人の意思と権利擁護の狭間で)もがいている』
生活の支援者と財産の管理する支援者は分けてほうがいい。
本人の意思を尊重することにこだわりながら支援したい。今まで、本人たちの思い聞いてこなかっただけで、思いを持っているはず。しかし、本人が「それで良い」言い、意思を尊重するとなると守れなくなる。とても難しく今、もがいているところ。理解が難しくても繰り返し話していく事を続けたい。

◆弁護士 杉浦ひとみ氏
『成年後見制度は愛すべき制度です』
成年後見制度を利用することについて「家族や施設などが今までやって来たことを手間やお金をかけてまで利用するのは面倒」と考えないでほしい。本人の意思を確認するための愛すべき制度と思ってほしい。人権意識を変えるために利用するべき。差別をなくすためには、気持ちだけに頼れない。制度が必要!
費用や手間については確かにネックになっている。課題ではある。が、ぜひ活用してほしい。

午後のパネルディスカッションで、みなさんが共通しておっしゃっていたことの中に「親がいかに本人にとってバリアにならず、権利擁護の立場に立つことができるか。」と言うことだったと思います。考えさせられます。
権利擁護で今後の大きな課題は、家族と本人とのトラブル、また、支援者同士、家族と福祉関係者等とのトラブル、があるそうです。(文責・さいとう)