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POEM

いま公園のベンチにたたずみ もの思う
幼子の動作は遅く ぎこちない それなのに力みがなく自然なのはどうしてだろう
それに比して私たち大人とよばれる人種は確かに動きが速くてスムーズだ
だがその動きには緊張が宿り ゆえに強いられた痕跡が残る

醜いものは醜いままに 汚いものは汚いままに それが美しさだと思う
汚いものをきれいにみせようと粉飾すること それが汚さだと思う…
                        …というわけでもないが

気の弱さを裏返してみると
その欠点は物事を敏感に感じとるこどができるという
大きな美点のなかの小さなホクロにすぎないことがわかる

わたしがなぜ女性と居たがるのか?
それはわたしが女性を好きだからという単純な理由による
こんなわたしを非難するのならしてもかまわないが 自分を変える気はさらさらない
女性と居たがる(居る)ことのなかでできるだけ覚めた意識を保つ
ということが私の大事な仕事のひとつだから
ただ わたしが女性に魅かれるのは外見的なものもあるが
女性を通して表現されている
より内面的な ある '質'によるところが大きいのだが…

弱さを認めることでそれを超えていく
超えていく というのは弱さがなくなることではなく
一個の人間において弱さが統合され
ときに弱さに力をもらい ときに弱さに助けられるという含みをもつ

わたしがこの世に生まれるとき
これこれのことをしなけれぱならないとは言われなかった
わたしがこの世に生まれてからも
これこれの姿を演じるという約束はしなかった

わたしが日々一瞬一瞬間われているのは 私が私自身であったか
そしてわたしが私自身であれなかったときにも
それも今のわたしであると認めてあげられるかどうかなんだ