ON-LINE★REPORT
勉強会報告
1/24(土)13時から17時まで、ふれあい福祉センターにて社会福祉士の飯野美保子氏を講師にお迎えして、第3回ポラン勉強会を開催しました。11名の参加がありました。
「難しいね!自立!〜飯野美保子さんの話を聞いて・・」 加藤英子
将来を・・自分の進路を自分で決められない子の親になったと思った二十数年前。その頃知人が言った"エンドレス"の子育てという言葉が今も頭から離れない。子どもの未来を否定された様なショックを受けた。
でもそれからの勉強会で"介助を受けながらの自立も自立と考えて良い"のだという講師のお話を聞き、勇気が湧いてきた。それならやれそうかなと思ったのでした。
"力"及ばないながらも持っている能力が充分に発揮されていれば自立と考えて良いのだと思えるようになっていました。
飯野さんの講演会の少し前に聞いた皆の郷(川越いもの子作業所)の町田さん(障害を持つ子のお母さん)も成人した子と親は離れた方が良いと言っていました。
大変な子育てから解放されて少しは楽をしても良いだろうと言うのです。そして楽をする事に遠慮しないでとも言いました。障害児を二人も育てた母の言葉は聞く人を納得させるには十分な重さを持っていて、その通りだと思いながら聞いていたら、ワクワクする自分に気付きました。
だけどその為には成人するまでにしておいた方が良い事がいくつもあるだろうし、さてそれはどんな事だろうと考えながら心躍る思いを引き摺ったまま家路に向かったのです。
帰宅途中の車の中で、突然さくら・さくらんぼ保育園の斉藤公子さんの言葉が、長い間思い出すことが無かった言葉が頭をよぎったのです。未幸さんが系列の保育園に通っていた4〜5才頃の話です。
「大人になっても苦労したいのか!苦労したくなかったら今!!苦労しておくんだ」と。
成人するまでに心の通い合った親子の信頼関係が築けていたら、自然に離れられるし、社会参加もそれ程大変な事では無いと言うのです。
それには・・と飯野さんは言います。
障害をもつ子の話をじっくり聞き、聞いたら否定しないで、どんな状況でも先ず受け入れて、閉ざさない心を育てる事。心が開かれていれば、地域の中に入るのは可能だし、加えて自分の意見を言う事が出来れば社会が広がり、上手に人の力を借りる事が出来るようになるというのです。
人の力を借りたら次は社会に役立つ活動に継げていき、お礼をいう立場からお礼を言われる様になれば、自分の生き甲斐になるし、大きな喜びだと言っていました。
知恵の遅れがあって、理解するのに長い時間が必要とあれば、本人の気持ちを聞く前に周りの大人が決めてしまう事の多い日常だけど、自分の意見が言えて、自己決定が出来るようになるまで、親が替わりに判断しない大切さを聞いて、待つ難しさを改めて感じています。
但、最後に話された25才を過ぎたら多くを期待しないで、そのままを受け入れるのが良いと言われて、救われた気がしています。それまで、あとちょっと!
今日はありがとうございます。
少人数で和気あいあいと楽しくお話が聞けました。
1時から5時と長い時間を感じさせないほど、いろいろな体験談等も聞けました。
「私は生活が豊かになるほど、障害者の方も恵まれてくる」と思っていたので、「昔の方が障害者がいきいきとして生活を楽しんでいた」と言うのはおどろいてしまいましたが、考えて見ると子の厳しい時代を生きていくのは健常の人でも大変なので、私たちは尚更出来る事を頑張って、助け合っていかなければならないのかも知れません。
飯野先生の長い人生で、ずいぶん沢山の障害のある方が助けてもらったり支えてもらったり、力になってもらったりした事が解りました。
「本当に恐いのはお金が無い事ではなく、孤独な事である」…そう思います。それは障害のある方だけで無く、健常の私達も一緒ですね。 (N)
飯野先生の温かいお人柄に引き込まれて、最後は個別の相談のようになってしまいました。あらためて皆さんの悩みを聞いて、いつも明るく元気なお母さん方が、実はやっぱりとっても精一杯頑張っているのだという事が解りました。「誰にでも欠陥はある。一生懸命に生きている姿に共感し、支えてくれる人は必ず出てくる。」隣の部屋でメンバーと遊んでくれているボランティアさん達の顔が浮かびました。 (S)