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成年後見制度を知ろう!-part.1-作成者:oku

1 なぜ、成年後見制度が必要となったのでしょう?
 私たちは契約を前提とする社会に生きています。スーパーで魚や肉を買うのも契約書に実印を押したりしませんが、これも契約です。契約をするには、自分の行為の結果がどのようになるか判断できる能力が必要となります。判断能力が不十分な場合、そのことによって不利益を被ってしまうおそれがあります。
・買い物をする
・病院で診察を受ける 
・福祉サービスの利用をする
これらを 契約(けいやく)といいます

  実は・・・
「契約」は20歳を過ぎたら、本人にしかできないんです!
皆さん知っていましたか?

2 なぜ、「契約」は20歳を過ぎたら本人にしかできないのでしょう?
能力者の推定
法律上は、痴呆性高齢者であっても、障がいのある人でも、実際に判断能力が不十分だったとしても、20歳になると、法律上の手続きをとらないと判断能力があるものと一律に推定されてしまいます。

契約自由の原則
そうすると、実際は騙されて契約したり、よく内容を理解しないで不利な契約をしてしまっても、契約が解除できなくて財産上の被害を被ったり、必要な福祉サービスを利用できないことが想定されます。


【事例】判断能力が不十分な花子さんは、現在一人で暮らしています。
 そんな花子さんが偶然訪ねてきた人の良いお兄さんから、30万円もする羽毛布団を買わないかという話を持ちかけられています。
そんな花子さんを保護(支援)する為に法律上の手続きをとること = 『成年後見制度』を利用することになります。*次回につづく*