プロペラvol.2

夏のおもいで特集
「入院生活の中で…」
PROPELLER掲示板
ヘリポート
お知らせ
PROPELLER INFORMATION
近ごろ思うこと
H.M.のこれがおすすめ
P・Rコーナー
夏のおもいで特集 8月3日(土)ポランの広場 町田リス園見学
町田リス園は、障害を持った方々が共に働いている所です。この日は、7組の親子と11名のボラとでリス園へ行きました。その後、薬師池でお昼を食べました。
*****
久しぶりにけんと遊んだ。歌ったらたけし十八番の踊りが出たので嬉しかった。
リス園はとても良い所で、障害をもった人が実際に働いている所が見られて良かった。
JRの人が車いすにとても親切だった。とても社会勉強にもなった。(JRの人が車いすのM根さんの移動に協力してくれました)
久しぶりの遠出で楽しかったです。

8月8日(木)いなほ保育園見学
いなほ保育園は、豊かな自然の中で、子ども達がのびのび遊んでいる保育園です。
*****
私もいなほ保育園に入っていれば…と思わせてくれるくらいパワフルな子ども達だと思いました。
遊びはざりがにをめざしでつったり、木と縄でできたアスレチックでターザンごっこをしたり、動物がいたりカブト虫がいたりで、自然の中で久しぶりに子供の頃に戻ったようで楽しい一日でした。
保母さんたちの心のゆとりを改めて感じた。私も保母さんたちのようにもっと温かい人間になりたい。
何もかもといったら失礼になりますが、自分が知っている保育園とは全然違いました。
8月10日(土)ポランの広場 水遊び(丸山公園)
8組の親子と17名のボラとで午前中水遊びをして遊び、そのあと、みんなでお昼を食べました。とても天気が良く気持ちが良かったです。初めての人がたくさんいました。*****
あきちゃんとあきら君の差カーがすごくうまくておもしろかったです。
初めてボランティアというものをやりました。前から子どもは好きだったので今日はとても楽しめました。
今日始めてボランティアをやりました。最初全然なじめなくて不安だったけど、みんな話しかけてくれてうれしかったです。
8月22日(木)ネーブルパークバスハイク
(上尾楽しく歩く会といっしょに)

ネーブルパークは、広々していて緑が多くてとってもいいところでした。宿泊施設もあるから今度泊まりに行こう!!
8月25日(日)北養護学校夕涼み会

すっかり恒例なった夕涼み会。先生方のバンドがお祭りを盛り上げ、お母さんたちが作ったカレーや焼きそばを子どもたちと一緒にいただき、少し肌寒い夏の夜を楽しみました。
*****
午前中から行ったのでつかれた。でも楽しかったよ。バンドは…まあまあかな。
プロペラもヨーヨーつりを出しました。

お茶会
地域で暮らすお年寄りや障害のある人たちとの交流の場にしようと「お茶会」が始まりました。1回目の7月28日は4人のゲストをお招きし、トランプやおしゃべりが弾み予定時間を過ぎた6時頃まで続きました。
障害のあるなしや世代を越えた、こうした交流の積み重ねが障害をもった方たちへの理解につながっていく気がします。これからもすてきな出会いを楽しみに・・・・
お茶会にいらしたM根さんの詩です。M根さんは他にもたくさんの詩を書き自分を表現していらっしゃいます。また、つぎのぺ一ジには素敵なイラストで表紙を飾ってくれたW谷さんが、自分を襲った病気のこと、その時の思いを小説風に書いてくれました。
書くことそ自分を見つめ直し、本当の自分の心に気がついたりすることもあります。秋の夜長、あなたも思いを文字にしてみませんか? 夕日
ある日ふと空を見ると
きれいな夕日がそこにあった。
大きくて真っ赤な夕日が
さわれそうなほど
ちかくに見える
けど
とい夕日
なぜ赤い
たぶん
月に恋してるから
月に会えるから
だからしずむ太陽は
こんなに赤いんだ
月は太陽に少ししか会えない
だから
夜はくらいんだ
その月を見て太陽は
はげましながら
月を光らせているんだ
ペンネーム 弦 英雅
この夏、プロペラに増えた仲間です。よろしくね。
A.のりえさん、N.あさこさん、S.しゅうじ・まゆみ親子、M.にきさん、Y.きょうこさん
まだまだ会員募集中!年会費2400円
第一章「入院生活の中で…」
平成7年12月14日(木)ついに、長かった入院生活にピリオドを打った。
去る、平成5年8月31日(火)私は、「強い貧血」で入院と言う
巨大な迷路に迷い込んだ。
当時15歳だった私には、病気のことを話されても、理解はできぬだろう。
と、言う事で「強い貧血」と、だけ聞かされていた。
私は「貧血」ならば、一ヶ月から三ヶ月もあれば、退院できるだろう、と思っていた。
しかし、三ヶ月を過ぎても退院はできずに居て不安だったが、
病棟の人とも知り合いになって、少しずつだが不安も消えていった。

年が明けて、平成6年1月24日(月)今日は、私の背中の手術の日である。
原因不明だが、背中が少し腫れて、切ってみないと分からない。
と、まで言われたので、この日の手術を決意したのである。
手術時間は、約1時間位の手術で、術後はICUにも行かず、部屋に直行した。
結果は、背中の腫れた部分には、固まりがあって、それを取り除き、背骨も削った、との話である。
そして、入院して半年後の3月、私の中学校生活最後の一年は、入院生活と引き換えに
幕を閉じた。私にとっては、中学校の思い出には、心からの「楽しみ」と言うのはあまりなく
逆に、心のどこかで「寂しい」と言うのがあったかもしれない。

入院して八ヶ月…病棟で知り合った女性が亡くなった。
彼女は、3児の母親で、既に焼く3年も入院生活を繰り返している。
と、話されていたのを聞いたことがあった。
さらに、刻々と日は過ぎて、半年後…ついに1年間隠されつづけた私の病名が明らかにされた。

それは・・・

重症の「再生不良性貧血」これが、私の正確な病名である。
助かる方法は「骨髄移植手術」と言うのを受ければ、助かる確率は増えるらしい・・が
真実はわからない。わからないとはどういうことか?それは・・
助かることもあるが、助からないこともある、と言うことだからだ。
その年の12月、私は「骨髄移植手術」について、話を聞きながら、下見に行って来た。
場所は、埼玉県北足立郡伊奈町小室818「埼玉県立がんセンター」と言った。
手術日は、平成7年8月17日の予定、手術といっても切るのではなく、点滴でやるそうだ。
変わった手術のやり方である。話を聞いたその後も不安は募るばかり、そんな思いを胸に抱きながら
日々を過ごす内に新たな悲しみが姿を現した。それは、入院して一年4ヶ月目、年明けのこと。
入院生活の中で、特に私が、唯一心を開ける人物がいた。
その人が、12月31日に再入院して、二日に亡くなってしまった。
私にとっては、兄のような人だったので、その人の死は私の心に大きな衝撃を与えた。
そして、ついに運命の8日が、やってきたのである。
この後、私は平成7年8月17日、無事に「骨髄移植手術」を受けられて
4ヵ月後の平成7年12月14日(木)に、Dr.から「治癒」という印鑑を押してもらい、
病院を後にしたのである。

つづく・・・

W.T. ------------
このつづきはPROPELLER第3号に載ります。元気になったW谷くんの夢は・・・ さあ、お楽しみに!!

PROPELLER掲示板

‐講座のお知らせ‐

「将来を担う子供達の育成について」
日時 10月5日(土) 14:00〜16:00
場所 障害者交流センター ホール
講師 小笠毅先生(遠山真学塾主宰)
障害児の教育について、少し勉強してみませんか?特に就学をひかえている子を持つご両親の参加をお待ちしています。
---------------------------------
「在宅介護について」
日時 10月19日 14:00〜16:00
場所 大宮公民館 第一研修室
講師 浦佐萌気園診療所 所長 黒岩卓夫氏
11月に上映する映画「地域をつむぐ」を観る前の事前学習としてぜひご参加下さい
---------------------------------
秋のミニピクニックのお知らせ
楽しいひと時をご一緒に…
日時 9月28日(土)
集合 親子10:30 ボラ 9:30
場所 浦和さぎ山記念公園キャンプ場
参加費 500円(大人)300円(子供)
持ち物 おむすび、お皿、お椀、コップ、おはし、シート
現地集合、解散
雨天中止
---------------------------------
映画「地域をつむぐ」を観に行きませんか?
信州の佐久病院が取り組んでいる在宅介護支援のドキュメントです。老人問題だけでなくいろいろ考えさせられます。
11月9日(土)14:00〜 17:00〜
ふれあい福祉センターにて
チケット 800円は、事務所にあるのでご連絡下さい。
---------------------------------
プロペラ主宰のクリスマス会
12月14日(土)に決定!!
今具体的な内容を練っているところ。イベント好きなあなた、ぜひアイディア下さい。
---------------------------------
お茶会予定
11月23日(土)13:30〜
ゲスト まだ未定

ヘリポート
拝啓 日ごとに涼しさを増しているに違いない今日この頃、いかがお過ごしででしょうか。
さて、早いもので私も、プロペラの皆様と初めてお逢いしましてから一年が経とうとしております。私の気持ちは感謝であふれ、言葉も見つからないほどです・・・というわけで、この辺で終わりにしようかとも考えましたが、書き直しを命じられそうなので、はて、何を書こうか。
私がポランの広場にはじめて参加したのは昨年の十月です。行動力皆無の私が、勇気を出して連絡をとり、SHOCKER(既に引退)の合い間に活動に参加しはじめ、今に至っています。いつも通り、頭からしっかりとかぶっていたネコもいつのまにかはがれ落ち、本性が見えかくれするようになり、周囲からヒンシュクをかうこともしばしばとなりつつあります。
が、このプロペラを契機とし、少しずつ活動をひろげていくに伴い、自身の方向性も定まりつつあり、精神的にも成長できました。リミットはもう間近ですが(?)、今後も楽しんで参加したいと思っております。
はあ、このくらいで欄は埋まるでしょうか。
それではこれからもどうぞよろしくお願い致します。

P.S.そういえば最近友人と手紙に文例集みたいなものをめくっていたら、借金の返済に苦しむ一郎さんや、不倫の清算を決めた久美子さん(以上全て仮名)が出演(?)していました。世の中いろいろ大変なのねと思いつつ、彼らのその後の生活が気になってしかたないのですが…
よけいなお世話?

あとでこのうえなく後悔することを確信しつつ。   O.Y.
********************************************************************************
私の姉K.K.は、山形県で生まれ私もしかり東北美人を身に付けることなく幼くしてここ大宮へとやってまいりました。私が幼いころは、姉は姉らしく接してくれましたが、最近では友だちと言う感じでお互い楽しく過ごしております。時々ふっと「これが女ざかりの23才なのか?」と思うこともありますが、これが姉らしさと思えば納得!ポランの広場でどろんこになって遊ぶようになり、ますます姉らしさに磨きがかかったように見えます。そんな姉ですがweeklyは立派な!?社会人。平日は疲れを見せることもありますが、土日のアクティブな姉には驚かされます。今日は手話、明日は水遊びと、ポランの広場では平日家で見るぐうたら生活からはとても考えられない姉の姿があるようです。
姉の活力の源とも言えるこの活動をいつまでも大切にし、素敵な姉としていつも生き生きすていて欲しいと思います。皆様こんな姉ですがこれからもよろしくお願い致します。
********************************************************************************
僕の名前はA.T.です。Aサンって呼ぶのはやめてね。
呼び捨てでもいいからね。Aマンって呼んでくれるとうれしーな。ナスは食べられないからね。彼女いないからよろしくね。後はカトケーとお話することにします。
A「何かオレに聞きたいことある?」
カ「聞きたいことはないけど、初めとっつきにくかったよね。まー、初日からしゃべってたけど」
A「え?何でとっつきにくいの?」
カ「やっぱ様子でしょ」
A「顔?」
カ「服脱いだら刺青入ってそーだからさー」
A「実は入ってんだけどね、冗談って分かってるよねー?」
カ「年下だったのがショックだったね なー下僕ができてよかったけどね」
A「え?年下なのがショックなの?」
カ「そーいう若い人もやってるんだなー」
A「十分若いじゃん、酒のむと姫になるしね」
カ「精神年齢が若いってうわさもあるけどね」
A「だからこそカトケーなんじゃん」
カ「仕事しようね。プロペラのためにね」
A「あんま、役に立たないけどね」
カ「用心棒になるんじゃん?」 A「カトケーもね。ウフフ。にぎりこぶしつくんのやめて!やった!スペースもうない!おわりにする。みなさん よろしく」

お知らせ
・プロペラ会費をまだ払っていない方。振り込んでください。よろしくお願します。
・アフリカ難民に送るお米 集めています。一人1合でも結構です。
・会報「PROPELLER」に載せる原稿大募集!!
・11月9日(土)映画「地域をつむぐ」をふれあい福祉センターで上映します。
地域医療に関心のある方、是非ご覧下さい。チケット800円です。

PROPELLER INFORMATION
事務所にいらっしゃる際には、事前に事務所までご連絡下さい。木曜日の15:00〜18:00はM山が、その他の日の21:00までは他のボランティアがおります。

近ごろ思うこと
 ボランティアという言葉を聞いてどう思いますか。
自分とは全く関係の無い遠い別世界のことと感じますか。それとも、自分とは切っても切り離せない生活の一部と考えますか。
 ポランティア活動と聞いて、何か特別なこと」「自分を全て犠牲にしなければやれないこと」あるいは、「自分とは関係無いこと」と思う人は、すぐには馴染めない、飛び込むことのできない世界かもしれません。逆に、「家の前の掃除をする」とか、「電車の中で席を譲るjとか、「明るく挨拶をする」とか、日常生活のある一場面と同じであると考えられる人にとっては、たやすい事柄でしょう。

それでは、私たちがポランティアをする場合、なぜそのような活動するのでしょうか。

やらなければならないという義務感からでしょうか。
それとも、自分自身が楽しいからでしょうか。
この社会の中で、自分の生き甲斐が見つけられるからでしょうか。
それとも、お世話をする人の笑顔を見たいからでしょうか。
あるいは、そうある二とが当然だからでしょうか。
あるいは、困っている人を見て、止むに止まれぬ気拷ちからでしょうか。

自分の心を偽って行なう行動には、いつか無理がきます。それでは、自分の助けにもなりません。ボランティア活動は、息の長い、いわぱマラソンのようなもので、生活の中で自らぺ一スを見いだし、走り続けるものであります。
人は、一人で生まれ一人で死んでいきますが、一人で生きていくことはできません。長い人生で、他人の幸せや喜びが、自分の幸せと喜びになることは、素晴らしいことと思いませんか。大宮市という地域において、自分がどのように生きていくかは、それぞれが答えを出さなければなりません。皆さんはどう考えますか。B.R.

8月14日テレビ東京の「人間劇場」の放送後、読売新聞の放送塔にいなほ保育園のことが載りました。みなさんそれぞれにいろいろな感想を持たれたようです。機会があったらまたお邪魔したいですね。
******
『たくましい自然の中の子供』テレビ東京「人間劇場」14日「子供の時間は、いなほ保育園の紹介。子供達が大自然の中で、束縛されずに生活する。全員がたくましく見えた。行動を規制しないことが子供達の持つ無限の才能を伸ばす。卒園式での誇らしげな表情が印象的だった。」(同様3通)
*****
H.M.のこれがおすすめ
映画編 Part1
『デッド・マン・ウォーキング』
この映画の死刑因は、強姦殺人を犯してしまう。そして有罪の判決が下った後も自分の罪を認めず、無罪になるようあちこちへ働きかける。小心、傲慢、見栄っ張りで、同情したくてもできないような人物である。彼を救おうとする尼さんもしばしばあきれ、「なんて嫌な奴だろう」という感想をもらす。それは全く正当な感情で、よほどのへそまがりでも「最悪の人間だ。死刑で当然。」と思うように映画は作られている。(ショーン・ペンはこういう焼くがうまい)それが映画の終わりでは、やはりよほどのへそ曲りでも「死刑など行ってよいものだろうか」と思うように映画は作られていると思う。死刑について考えたい人ばかりでなく、ありきたりの結末ばかりのヒューマニズム映画やドラマにうんざりの人、感動欠乏症に悩んでいる人にも観て欲しい映画である。
******
映画編 Part2
『キリング・フィールド』
この映画がとりあげているのは、丁度ポル・ポト派が政権をとっていたころのカンボジアの様子である。それを2人の新聞記者の目を通して描いている。1人はアメリカ人、 もう1人はカンボジア人である。カンボジア人の記者は、最初アメリカ人記者と一緒に働いていた。そしてポル・ポト派が政権をとり、アメリカ人記者は無事国外へ脱出するが、カンボジア人記者は国内へ取り残されてしまう。それから彼の生活がどのようなものだったか。貝のように口を閉ざし、髪の毛が白くなるような恐怖の中で重労働に従事する。八方手を尽くして彼の消息を追うアメリカ人記者や無事アメリカに脱出した家族たちの苦悩と相まって、ラストは本当に何とも言えない気持ちになる。

P・Rコーナー
オリジナルグッズを作っています(大宮あゆむ会)/三橋ジャスコ店4階「パレット」で販売中/メガネ・リモコン立て、和紙トレー、布や紙の花束、トートバッグ

みんなの素顔

戻る

表紙に戻る