プロペラvol.3

9・10月の活動報告
自主請座(市民学級)の報告
最近考えること
ヘリポート
近ごろ思うこと
「骨髄移植と命の灯」
PROPELLER INFORMATION
お知らせ
9・10月の活動報告 9月28日(土)ミニピクニック

場所>さぎ山公園 参加者>36名 ボランティア27名 今回のピクニックは、子どもだけでなく、歩歩舎の人や、お茶会でよんだ人や、その人達の友達など、大勢の親子とボランティアの交流を深めるため、行われました。
≪担当者より≫大勢の人達が集まり楽しく遊び楽しく食事したことがとても良かった!!初めて企画を担当したけど、なにが大変かと言うと、すべて大変でした。ボラと参加者を1対1で対応できたことは、良かったです。トン汁、から揚げはgood!!
10月12日(土)ポランミニ運動会 すっかり恒例なったミニ運動会。今回は、親子7組、ボラ16人が参加。赤白に分かれたボラ同士の熱い戦いもくりひろげられ、いい汗かいたいい一日でした。お昼にごちそうになった、お母さん達手作りのちらし寿司、おいしかった。
10月26日(土)ポランの広場バスハイク
県の大型バス”おおぞら号”で小川町まで行きました。参加者は、親子12組、ボラ10人。会館からすべり台までが予想してたよりずーっと遠くてちょっと大変だったかな。やっぱり下見は大切と実感!!
10月27日(日)楽しく歩く会と騎西養護のこぶし祭りへ 騎西養護学校(ポランのだいちゃんも通っている)で、こぶし祭りが開かれ、歩く会のボランティアとして、4名参加しました。お腹の底にズンズンひびいてくる太鼓っていいですねえ。歩く会の子ども達も、小太鼓をたたかせてもらい、嬉しそうでした。

自主請座(市民学級)の報告
大宮市教育委員会では毎年、市民学級開設委託事業を実施しています。これは市内で活動している団体、グループ等に対し、委託金を渡し、自分たちの関心のある内容について自主的に学習してもらおうというものです。『プロペラ』も今年度、教育委員会からいただいた委託金で5回の講演会を計画いたしました。その内3回が無事終了致しましたのでご報告いたします。またあと2回の講演会については来年1,2月中に実施したいと考えておりますが、内容等についてのご希望(この人の話が聞きたい!等)がありましたらご連絡ください。
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第一回 テーマ 「障害をもった子どもについて」
日時 平成8年8月24日(土)10:OO〜11:30
会場 大宮勤労青少隼ホーム県立北養護学校教員.

講師酒井典子氏
・受講生ノー1より・
教育という概念、教育者とボランティアの在り方を自分自身で考えていくうえでの大きな手がかりを得ることができたように思う。
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第二回 テーマ 「将釆を担う子供たちの育成について-3つの就のつく言葉-」
日時 平成8年10月5日(土)14:OO〜16:00
会場 障害者交流センター 遠山真学塾主宰
講師小笠毅氏
・受講生ノー1より・
それぞれの子どもにあったその子の目標を設定し、そこに近つ“くための支援をして行くことが親そして私たちを含めた地域社会、そして国家の責任です。
これをまず自覚し、実践に移すためのヒントがあったのではないでしょうか。
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第三回 テーマ 「在宅介護の実践を聞く」
日時 平成8年10月19日(土)14:00〜16:00
会場 大宮公民館浦佐萌気園診療所所長
講師 黒岩卓夫氏
・受継ノートより・
“在宅介護"を最終的に介護する側、される側両方が、充実した人生を過ごすことができる手段として考えていきたいと思います。

最近考えること
「温故知新」という言葉があります。
人類の長い歴史の中で、私たちの先人、先達は、多くの知識や教訓を残してきました。それらは、生きていくための方法として、時代時代の必要性に応じてあみだされ、その積み童ねによって、私たちの現在の社会は成り立っているといえます。家族という単位、両親の役割、子供の躾から、貨幣制度、仕事上の分業、法規範(法律)等の社会のルールに至るまで、様々な試行錯誤の上に、現代社会が出来上がリました。一般的に、人は小さい頃からそれらの生きるための基本約事項を両親から学びます。また、学校生活でも学ぷでしょう。そして、自らの考える力によって、大人になるまでの間に、自分が何者であるかを知り、自分はどのように生きていこうか決定するものです。
さて、現代の日本の社会は、自分が何者であるかを知り、そして自らの人生を決定することにおいて、その指針が失われつっあります。
それは、学校教育の問題から家庭の崩壊現象、日本の会社構造の変化、更にはお金中心の価値観等、複雑な絡み合いをしています。これらの問題は、決して他人ごとではなく、今の時点で手を打たなければ、あと5年、10年という比較的短い時期に、収拾のつかなくなる恐れが多分にあるものです。阪神大震災のように眼に見える危機に対して私たちは敏感に反応することができます。しかし、眼に見えない、それでいてじわじわとボティブローのように体に蓄積され、ついには足腰が立たなくなる事態については、比較的鈍感かも知れません。今、社会がどのように構成されているかを知リ、そして現状の分析から将来の予測まで綿密に検討、恩考し、ベストの解決策を見いださなければ手遅れになってしまうかも知れません。
これは、日木の社会に往む一人一1人の責任であります。日本人の気質として、責任という言葉はなじみが薄いものですが、自由と放縦が異なる概念の如く、自出と責任はワンセットのものです。更に付け加えれば、現代社会のモラル、道徳感の退行についても考慮を払う必要があリます。今の若い人々が大人になる頃、どのような社会が構成されているのでしょうか。楽観視していてよいのでしょうか。
繰り返しになりますが、社会を成り立たせているのは、一人一人の人間であります。そして、社会を存続させるかどうかは、その一人一人の人間の知恵と責任と道徳にかかっています。過去から綿々と流れてきた人類の先輩の良き教えを十分に吸収し、その中から現代社会にマッチしたものを抜き出し、健全な社会を構築し、次世代へと未来へと繋げていく。本当に今の日本はその大きな分岐点にかかっていると思います。皆さんはどう考えますか。そして、どう判断しますか。B.R.

ヘリポート
ごぶさたしております。Aです。
ポランの広場、プロペラと若い方々の参加が増えて喜んでおります。
転勤の多かった私は、地域のボランティア活動を、いつも遠くから見て気がします。今も何も出来ない自分を思いますが、このボランティアを通じて、本当に心強く思っています。
最近、心に残ったことを・・・・・
知人の子供の病院へ付き添いに行った時の事です。
待合室で、自閉症の息子さん(20歳前後)の派の治療を待ちながら、「主人がいたときは、何の問題もなかったのですが、病気で亡くなってからは、外出ののトイレが一番困るのです。特に液のトイレは一緒に入れず、出て来るまで本当に心配して待っています。」と私と同年輩の方のようで心が痛みました。
普段の生活の中でも、ちょっと気をつけて見るだけでも何か手助けが出来る事があるのではないでしょうか。
主人が単身赴任の我が家、あれもこれもと忙しくしております。
なるべく皆様にお会いしたいと思っているのですが・・・
今後共宜しくお願い致します。
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こんにちは!私はK.T.19才、O型、双子座、社会人です。私がポランの広場へ初めて参加したのは、昨年の10月21日でした。初めは、何をしたらいいか分からないまま1日が過ぎ、次の週のポランは、バーベキューでした。多勢の子供となんとかとけこみ、楽しく遊び、毎回ポランに参加するようになりました。
なにより、「おんぶ?おんぶ?」「つかれた?つかれた?」という無邪気な言葉にひかれました。子供達と遊んでいると、「楽しい」という気持ちだけでなく、何か分からないけど「ひかれる?」ような気がします。
これからも、もっともっと子供たちと楽しく遊んで行きたい。
P.S.
「新しく産まれてくるものよ、おまえは間違ってはいない。だれも1人にはなりたくないのだ。それが人生だ分かるか」尾崎豊「誕生」より
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実はこの名字、私の父が熊本出身で、あの辺に多い名字だそうです。おかげで板倉さんには「あの難しい名字の人」って覚えられちゃいました。さて、ボランティアを始めたのは3年前の今ごろで、当時私は勤め先が倒産して失業巾でした。あの時社協に足を踏み入れなけれぱ楽しい今はなかったのです。「ポランの広場」を知ったのは、「わたの花」時代に丸山さんを通じていろいろとお誘いがあり、いくつかの行事に参加したのがきっかけです。そして今年の6月に「プロペラ」に正式加入しました。普段は仕事でストレスぱかりたまってる私にとって、「プロペラ」は憩いの場です。年齢層が幅広く、様々な人たちと交流できるのが何よりも嬉しいですね。
私は旅行に行くのが好きで、今年は香港に行きました。生まれて初めての海外旅行です。街のにぎわいや立派な夜景など何もかもが鮮やかで、ばっと目がさめそうなくらいでした。真夏の暑い時、それも平日に行ったのにも関わらず目本人が多かった。やはり返還前だから人気あるのかな?もし最近海外旅行に行った人がいれぱこのコーナーで楽しい話を聞かせてほしいな!いつか機会があれぱ、障害を持った4人たちと海外に行ってみたいなと思います。でもまだまだ私は修行が足りないから、この「プロペラ」でがんばらなくちゃ。というわけで、これからもよろしくお願いします。☆☆☆ K.Kでした。

第2章 「骨髄移植と命の灯」
W.T.
平成7年8月17日 骨髄移植手術の日
私にとって、これからの運命を決める日でもある。
前日の午前と午後に2回受けた、放射線の辛さがまだ、残っている。
私は、全部で3回の放射線を受ける予定になっている。
体の中の血液を一時的に減らす、と言う話は事前に聞いていたけど
ここまで辛いとは思っても見なかった。
AM8:00から9:00頃の間、3回目の放射線を受けた。
AM10:0Oには無菌室に移動する予定だったから
その前に、放射線を受けた。やっぱり辛かった。
(放射線を受けた時の辛さは受けた人にしか分からないと思います。)
そのあと、無菌室に移動して、「骨髄移植」の時闘を待った。
「移植手術」の時間は、夜中の1時30分頃だった。
だから、正確に言うと、8月18日なんです。
4週間の、無菌室生活は本当に辛かったですが
命の尊さを教えられたような気がします。
私にとって、「悪い」はずだった「骨髄移植」は
私の人生を大きく変えることになってしまいました。
今までにできなかった事が、できるようになったり
骨髄バンクのPRキャンペーンに参加させてもらったり
「ねむの木」という、ボランティアグループと出会い、
人の役に立っ仕事と言うのが、どんなに楽しいことか
少しは、分かったつもりです。
こうして、入院生活のことが文章にできるのも
病院の看護婦さんや、今までに出会った人達の優しさが
あったからなのかもしれません。
アッ、一番に感謝するべき人を忘れていました。
それは、私に「骨髄液」をくださった方ですよね。
本当に、本当に、感謝しております。
提供者(ドナー)様、本当にありがとうございました。

「骨髄移櫨」って、今だから言えるけど、すごく嫌だった。
気持ちが複雑になってしまってうまく言えないのそすが、
「ず一っと、今までの自分でいたい。」って気持ちが
心の中に、ありましたから、新しい自分にはなりたくないって
思ってました。
だけど、私は「自分」にこう言い聞かせていました。
「病気になったのは、なりたくてなったわけじゃないから
直す為には、仕方がない。」って。
言いたいことが言えずに、戸惑っておりますが、
私の伝えたいことは、何かと言いますと、
「なりたくない病気になってしまっても、くじけずに頑張れ。」
ってことなんです。
だから、これから「骨髄移植」を受ける、患者さんたちも
辛さや苦しさに負けずに、頑張ってください。
「骨髄移植」を受ける時は、決して楽ではありませんが
いっか、きっと「あの時、移植を受けられて良かった。」って
思える日が、来ますから…。
(終章につづく…)

PROPELLER INFORMATION
事務所にいらっしゃる際には、事前に事務所までご連絡下さい。木曜日の15:00〜18:00はM山が、その他の日の21:00までは他のボランティアがおります。

お知らせ

12月1日(日)リサイクルマーケット 山丸公園9:00〜 品物ボ集中!!
11月8日(金)陽だまりシンポジウム「ぼけても普通に生きられる」
13:00〜16:30(13:00開場)県民活動センター
参加費2000円

11月9日(土)映画「地域をつむぐ」ふれあい福祉センター
14:00〜16:05 17:00〜19:05 チケット800円

今年出会った たくさんのすてきな人たち みんな一緒に楽しくすごしましょう!!
プロペラ クリスマス会 日時:1996年12月15日(日)
13:00〜16:30
場所 やまばと保育園 会費 500円+お米3合
申し込みは同封のちらしで

お茶会のお知らせ・・・
日時 11月24日(日)
場所 Y.K.さんのお宅
時間 PM1:30〜16:00
ゲスト Yさん、Mさん、Iさん、Hくん…の予定です
参加希望の方は、事前に事務所まで御連絡ください。

≪新会員紹介≫どうぞよろしく
みうらR. H.あきこ A.ゆうこ I.まさのぶ W.たくや

*****来年の予定*****
プロペラ新年会&定例会
1997年1月5日(日) 事務所にて一品持ち寄りで新年会をします
ポランの広場 1997年1月11日(土)14:00〜 勤労青少年ホームにて

みんなの素顔

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