プロペラvol.20<2000/5,6月号>

社会の成り立ち
スキーポラン!
(森)母の「私をスキーにちれてって」
小山内美江子さん講演会に参加して
埼玉ネット・ポスターセッションに参加して
プロペラHPのリンクに 社会福祉法人 昴 が仲間入り
S家の人々
「のっく」で勉強会報告1.
ゴンゴン・サイサイのボランティア日誌
すこし勉強 たくさん勉強
プロペラの紹介
事務局からの連絡
社会の成り立ち
 何度かこの紙上では指摘しておりますが、人が「いきる」ことをもう一度考えたいと思います。  生物において、一つの命の誕生は、人智では図りきれない、自然の神勉、神の摂理というべき出来事です。大昔から現代に至るまで「命の鎖」というべき種の保存が様々な生物においてなされています。人間も自然界に属するものとして、当然そのなかにはいります。そして、その過程で環境に適合したものが生き残り、形を変え、言わば進化していきます。  後世に子孫を残すということは、私達の大事な役目の一っです。  また、観点を二変えて見ますと、自然の中には動物と植物がおり、また、目に見えない無機物有機物が多数存在します。それらが互いに支えあってバランスをとりながら全体として調和しています。過度に森林を伐採、することや過度に大気を汚染させること等は、全体の調和を乱し、生物界全体のバランスを崩すことになります。  生物界全体めバランスを保つことも、私達の大事な役目の一つです。  さて、人間は、他の生物とは一線を画す存在として、知恵と理性を持ち、いわゆる人間社会を形成しています。(しかし、生物の一種族ですのでその点を忘れてはいけません。自然の猛威の前には人は無力です。)  人間杜会で生きる術は、小さいころから、学校の実際の人間関係や勉強の中で学ぴます。しかしながらその内容は残念なことに自分が生き残る方法(自分中心)が大半であり、人を助けるとか、人を生かすとかという美しい教えや行動はなされません。皆様振り返ってどうですか?  自立することを教えること。これは大切なことです。  しかし、自立の意味が、最低限人に迷惑をかけない、自分のことは自分でする等の内容のみではさぴしいと思いませんか?真の自立は更に、他の手助けができる、困っている人がいたら助ける、悪いことをしている人がいたら正しく忠告する、正しい人間関係を作り上げることが出きる等の勇気ある行動、積極的な行動が必要なのではないでしょうか?  更に子どもを育てるという作業も入ってきます。  そして、それらの行動を支えるのが、先ほどの狭い意味での自立即ち、自分に厳しく生きる、自己修練をすることになるかと恩います。  人の考え方は千差万別です。しかしながら、人が人として生きるためには、最低限のルール、やるべきことややってはいけないことがあります。これができなくなる社会が、崩壊していくのです。  子孫を残そうとしない人類に未来はないかもしれません。  子どもたちに正しいものの理を教えない杜会も同様かもしれません。  自然とのバランスを無視する生き方も同様です。

スキーポラン! 3月25日(土)埼玉は晴れ。7時20分に大宮豆の木に集合する。子ども達、パパママ、ボラ合わせて30人で越後中里直通の電車に乗って出かける。スキー場まで大宮から3時間ぐらいだったろうか電車の中ではお菓子を交換したり、写真を撮ったり大騒ぎ。群馬もだいぶ過ぎたあたりから窓の外に雪が見えて新潟に着くと「朝の天気予報」どおり「ふぶいて」いた。「動かない電車」に荷物を置き、スキー組とソリ組に分かれてスタート。私はスキー組。初めてスキーをする子もいれば、何回かやっていてリフトに乗りたい子もいた。最初にトモちゃん、アヤちゃん、熊川さんとリフトに乗った。いざすべるとなった時、びっくり、ひさしぶりにすべる私にはちょっと…(冷汗)。こけて、つっこみ雪まみれ。でもトモちゃんはうまかったね。負けました!お昼ご飯を食べて一息ついてからは温泉に入る親子あり、またスキー、ソリをする親子あり。私は引き続きスキー。午後は短いコースだったからそれぞれの行動が確認できてよかったみたい。帰る前には雪合戦もできてめったに雪に触ることがない埼玉県民のみんなも雪を楽しむことができたと思う。

 25日は短い時間の間にいろいろあったけれど私が一番よかったなぁって思うことは、ひろ君を私のスキー板にのせてすべったこと。熊川さんの板にのって一回すべってきたひろ君は楽しかったみたいだけど、私がのせるとなると「のせても大丈夫かな?大丈夫かな?」ってもうドキドキ。しかし、ストックを持たず、私の板の前にひろ君を立たせてずべりだしたらこれが恐いどころか楽しい。私ひとりですべるよりも安定していてすべりやすくなったようだ。一番下に着いた時は、「おもしろかったぁ」。ひろ君はどうかな?ってひろ君の顔を覗いたらものすごくうれしそう。私でもちょっと役に立ったかな?と思えた。

 帰りの電車は「釜飯」食べてゆっくり…と思ったけれども子どもは元気だった。グッタリしていたのは大人だけ。春がもうすぐそこに来ている3月末の春スキー。楽しかった。来年もまた行きたいなぁ。




越後中里3月25日(土)  2日前に急きょ姉からスキーウェアを借り、前Bあわただしく用意をした20年ぷりのスキー!不思奮なもので、当日は朝に弱い母子共ども目がパッチリ。それではいざ出陣!!
 本当は1月にも行きたかったのにお留守番になってしまい、グレて(?)茶髪にしてしまった私…その分意気込参もパッチリです。
 さっそく<スキートレイン中里号>に乗りこみ、修学旅行のような井戸端会議。気分はもう「私をスキーに違れてって」(すこし古いかな?)―おおいに
 さて現地に到着すると一日中雪が降っていたので、ゲレンデは最高の雪質(もうこうでなくっちゃ)。レンタルスキーを持って白銀の世界を颯爽と…な〜んて考えは甘かった。 子供たちは慣れてない、重たい、自由がきかないスキー板に悪戦苦闘(ToT)それはもう大騒ぎさ。でも気がついてみると、はやて君やともひろは直滑降で転ばずに滑っています。さすがバランス感覚バッチリ。しかし兄妹は動くよりも文句ぱかり。とうとう〇〇パパがキレ、次に私もブチ そんな中タカシは板をはずし担いで登ることを発案。何度もやっていました。板を着けて登るのが大変だったようで、それからは文句も減り頑張りました。
 そして待ちに待ったお昼。私の遠い記億では、‘まずいカレーにノビたラーメン'が定番だったが、山小屋風の店で食ぺたものは美昧しくて、ケーキまで食ぺちゃいました(疲れたときの甘いものは最高よ!)。
 なんとか言ってるうちに後半です。思いきってリフトに乗ることにしました。一咋年高尾山でリフトは経験済みのタカシ。自分で登らなくてもよいというのでウキウキ。ともは1人乗りのリフトだったので、前後を固めてのりこみました。リフト係のおじさんはとても親切で、あらかじめ言っておくと降りる時リフトを止めてくれるので安心。さてリフトは無事にのれたが斜面を降りるのは超大変。スペルというより転んだまま体で移動という感じ。それでも4回リフトに乗せ、転げ落ちてきました。
 時間も迫り、ブルートレイン1こ戻るとなんとかまくらの回りで皆が雪合戦。それを横目に私とアヤコはスパヘG0。スキーの後のひとっ風呂は最高〜とのんぴりつかっている暇もなく集合場所へ。なんとか無事にみんな乗りこめたと思いきや、今回幹事で走りまわってくれたH(姉)さんが命よりも大事なバッグ(決してお金ではない)を駅に置いてきてしまいました。でも後日もどったようです。ほっ(^^) 日帰りとはいえ、とても中身の濃い1日でした。でも一番楽しんでいたのはかまくらの上にのっていた〇〇パパとボラの〇川さんかも―(注)ヒデオ見てね

小山内美江子さん講演会に参加して『私』がわたしであるために...

3月5日・大宮ソニツクシテイ市民ホールにてポラグループ・福祉施設の活動紹介ポスターセッションおよび表題の講演会が行われました。ポランの広場も「余暇活動をサポート」というスタンスで参加し写真展示&プロペラ会報誌販売!完売とはいきませんでしたが、私達の活動が少しでも世間に広まればいいなあという思いで旅立ってゆく会報誌を見送りました。(ポラ増えるかな、参加家族も増えるかな、賛助会員増えるといいな、誰か寄付くれないかな〜、が本音!?)

演者、小山内さんは重度の脳性麻痺で手足を自由に使うことができません。言語障害もあります。生活のほとんどの動作にサポートが必要な毎日。しかし自分のためのみならず“仲間”がもっと暮らしやすい環境を!と執筆活動、北海道いちご会代表として奮闘されるかたわら4月からは念願の施設を開設され施設長となられました。彼女の行動力とその成果は「何かがしたい、何かができるはずだ」と長いことモヤモヤのあった私にはショックですらありました。彼女のコトパ「動かなきゃ何も生まれないよ。」おっしゃる通りです、ぱい。

そんな彼女にとって自分らしく生活してゆくには物理的にポランティアの援助が絶対不可欠。でも、小山内さんは「もっと大切なのは“援助を受ける側の心の開放”」つまり援助する人もされる人も精神的には対等な立場であるぺきだ、と主張します。
与える、与えられるということではない関係を築いていくぺきであり、そうしてできた関係が基盤となって次のステップヘ進むパワーも沸いてくる、ということでしょうか。その他、ポラ団体・施設を運営していくための資金不足への取り組み、日本の福祉の遅れ、障害者認識の低さ・社会の未熟さ、行政への不満、そして障害を持つ人自身が施設をつくることの意義など、とても沢山のことを語って下さいました。紙面で全てお伝えすることが出来ず残念ですが...。

彼女のコトパを聴いたたくさんの人々―ご自身が障害を持つ方々、学生さん、福祉施設以員、ご家族そしてポランティア達、それぞれの中になにかキラリとするものが残ったであろうと確信します.そして、それがいつかカタチとなって現れるであろうことも。

埼玉ネット・ポスターセッションに参加して 去る3月5日(日)、「私がわたしであるために…」のポスターセッションに参加しました。(ソニック/N井・日G・S藤)
始めてでしたが、全部で13団体の参加、皆、思い思いのレイアウトで参考になりました。
準備の後講演会が始まり、昼食時の1時間と終了後の30分の開催でしたが、思いのほかたくさんの方たちが興味深そうに見に来ていて、会報や夏休みの活動報告を買っていってくれました。一緒に売った冊子「知的障害者 援護施設の実態」も、10冊完売でした。興味のある内容だったようです。(ふれあいのロッカーにあります)
次回参加するなら、もっと他の団体も見たいと思いました。 さいとう

プロペラHPのリンクに 社会福祉法人 昴 が仲間入りみんな見てね

昴とのはじめての出会いは 2年前の夏真っ盛り 親子2組とボラ1名で昴の運営するファミリーサポートセンター昴とデイセンターウィズヘ見学に行ったことがきっかけでし た。
知り含いのボラさんの紹介から東松山で良い活動をしている所があるとのお誘いを受けいってみました
そこで曽根さんと初めてお会いできました
ファミリーサポートセンターの代表をそして埼玉県生活サポートサービスネットワークの代表もしておられました
そのボラさんも昴にぞっこん入れ込んでいて今は者会人として休日のボラをしつつ将来定年後には専属のボラとして施設送迎の運転手に今から名乗りをおげている
こんなご縁から曽根さんにはポランの講演会に来ていただく事となったのです
大宮の今の状況からすると一歩も二歩も先を行っているかもしれない昴の情報をあなたもGET してね
杜会福祉法人 昴 すばるの ホームページ
…サー一ビスのご案内…
育児・子育てをされている方
障害を待つお子さんの幼児期
障害を持つお子さんの学齢期
障害を持つ方の地域での幕らし
健康・リハビリ・病気のこと

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事業所のぺ一ジ
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こども発達センターハローキッズ
・通園部門・地域サービス部門
・重症心身障審児通園事業(B型通園)
・障害児(者)地域療育等文援事業
・心身障害児(者)施設地域糠育事業
デイセンターウイズ
・通所部門・就労支援部門
・レクリエーンョンクラブ
生活ホーム
ファミリーサポートセンター昂
・レスバイトサ一ビス
ハロークリニック(診療所)
・診療部(小児科内科リハビリーション科
・発達相談室
地域サポート事業
・すぱる福祉セミナー ・保育セミナー
・ボランティア講座
・文化イベント 本の紹介『施設を出て町に暮らす』ぶどう社刊・・・ 知的障害を持っ人達の地域生活援助の実際
今火山の噴火で巷をにぎわしている北海道伊達市の太陽の園で取り組んできた障害者も地域での生活をめざすにあたっての具体的な内容が書かれています

S家の人々

 私が母親になって2人目の子供でした。待望の男の子「ヤッター」一姫二太郎・・上手に産んだもんだ・・と内心鼻高々でした。ところがいくら待っても赤ちゃんは私の横に来る様子がありません。変だな・・と思いつつ産後の重い身体を運ばせながら新生児室をのぞくと、私の赤ちゃんだけがいつも空っぽでした。ベッドの中に水色のバスタオルが無造作に置かれているだけでした。ふと、ずーっとその奥を見ると保育器の中に赤ん坊が・・・そっと近づいてのぞいて見ると、手と足が墨のようにくろい赤ん坊が体大きく息をしながら一生懸命小さな自分の命を守ろうとしていた。それが私とたかひろの初めての出会いでした。そして数日後、医者から伝えられた言葉は「ダウン症です・・」「永くて3年ぐらいしか生きないでしょう・・・大切に育ててあげてください」昭和52年梅雨明けの遅い7月の夏のことでした。

あれから23年

 小さな命は幾度の生命の危機を乗り越え穏やかに育っていきました。しかし幼い頃は多動で、どうしてこんなに走り動き回るのかわからず、毎日ただひたすら追いかける日々でした。もちろん動き回るため怪我も多く救急車のお世話になったこともあり寝ている時以外は心の休まる暇がなかったように思います。そして幼年期を過ぎ思春期に入り中学、高校となった頃から動き回ることが少なくなりその行動にもやがて終止符を打つ時がきて次第に落ち着いてくるとたかひろのやさしさや強さ、そして、心の中の豊かな感情や思いがほんの少しみえてきたような気がしたのです。そんなある夏の夕暮れ、窓の向こうを小さな目でじーっと見ている姿を見て私は・・・私がたかひろを育てているのではなく、たかひろに私が育てられているのではないか・・・という事に気づいたのです。
 多くのできごとの中で「待つこと」「生きること」「命の尊さ」を自ら私に教えてくれていたのだということを・・・。そして20歳を過ぎた頃から、やりたくない事、行きたくない所への自分の意志がはっきりしてきて相手にその思いを伝えたくて、頑張って、頑張ってっしまいます。たかひろに関わる回りの人達も何とか理解してあげたくて努力してくれていいるのに、お互いの思いは空回りしてしまうことが多いのです。でも私は時々回りの人をも巻き込んでしまうほど頑固で生きていくことがとても不器用なたかひろのそんな生き方が大好きで羨ましいとさえ思うのです。これから先、障害を持っていてもそれに負けることなくマイペースなこの小さな若者の私はサポート役として接していきたいと考えているのです。(母)

「のっく」で勉強会報告1
のっくってどんなところ?
例えば、本人と自宅で留守番、一緒に通院、外出の付き添い(買い物、プール、レジャー施設、電車での外出など)、ドライブ、公園へ散歩。介護の方の負担の軽減のため入浴介助を行ったり、(設備面で自宅での入浴の方が利用者の方にとって良い場合は自宅へ伺って援助する)、宿泊、学校や自宅への送り迎えなど。利用していく中で「こんな利用はどうか」と案をだしてもらって、できるだけ柔軟にサービスの提供ができることが理想と考えている。
一対一を基本にしている。利用の内容は個々の利用者によって様々で、個々の必要性に合わせて対応するようにしている。中には新しい場所が不安ですぐには慣れにくい人もいるが、無理強いはせず、少しずつ、慣れていってもらうような工夫をしている。のっくは楽しいという体験をしてもらうと次につながる。

なぜはじめたの?
家庭で生活できなくなったら入所施設、その二つしかないというのではなくて、日常的に家庭での生活を支援するサービスがあってほしい、その一員になりたい、というのが最初のきっかけ。入所施設の職員だったころ、施設での集団生活が前提の、生活の中身(質)に否定的な思い、疑問を持った。家庭の基盤がなくなって家庭で生活できなくなった子供さんがどこに行き場があるかといえば、最終的には今は入所施設しかないから、入所するのはしかたないけど、公的なサービスとして「家に代わる場所」として用意されるべきならば、限りなく「家庭に近い空間」であることが望ましいと思っている。でも、実際には家庭での生活にはほど遠かった。地域で、家庭での生活を支援するサービスがもっとたくさん存在したら、日常的に何時間かだけでも利用できるサービスがあったら、主な養育者である家族が疲れきって、限界が来て手放さずにすむのでは、と思う。
のっくが当初から考えていることは、私たち自身が地域での生活を支援する仕事をしたい。そして、同じような考え方を持った事業所が社会の資源として増えていってほしい、仲間をふやしたい。安定した仕事としてサービスが提供されないと、ボランティア精神だけではできないから、そのための制度をつくっていきたい・・・ということ。実績をつくって、行政から充分な運営費の補助を実施してもらう。そのことによって、スタッフは仕事として関わることができる、永続的に事業が安定して実施されていくことにつながる。家族を支援することはとても大切である。だからといって家族が支援されれば、本人がその間どういう生活をしていてもいいということではない。重要なのは本人に対する支援、サービスの中身(質)である。

障害児者生活サポート事業について(2000年4月現在)
●利用対象者は身障手帳・療育手帳を持っている人、又は、児童相談所等での判定・医師によって診断された人。
●制度の仕組み 利用者が市町村に登録し、サービス提供団体と契約する。また、複数のサービス提供団体との契約も可能。
●サービス提供団体が市町村に登録。利用に応じて市町村が補助金を出す。補助した分の半分を県が市町村に補助する。県費の上限は人口によって決まっている。(30万人以上・500万円、20万人以上350万円、10万人以上・200万円、10万人未満・100万円)、たとえば大宮市が、ある事業所に1000万円まで補助をしたとすると、県が500万円を大宮市に補助する。
●1時間あたりの補助額の上限は、ホームヘルプサービス事業(国の制度)の利用者自己負担額の最高額に合わせてある。サービス提供団体の利用料が950円以上の場合、市町村が950円、県が950円を補助する。なお、950円未満の場合、同様に利用料と同額を県・市町村がそれぞれ補助する。事業所には最高で2850円の収入が入る。
のっくからの要望<平成11年度予算要望書から>
1.利用料を500円程度になるよう市単独で上乗せ補助を。自己負担額は、事業所が決められるが、上限いっぱいの補助金がないと運営ができない。(利用料と同額の補助金になるため。)でも、運営を成り立たせた上、利用料はもっと安くなるようにしていきたい。宿泊等の長時間の利用の場合など、950円では負担が大きいと思う。h12年度〜上尾・桶川・伊奈500円実施
2.家の必要経費の負担。家賃・光熱費・維持費・車の維持費・必要経費等、年間250万円以上経費がかかる。年会費20000円は、のっくを維持するために会員の方に負担して頂いている。それでも不足な分は、本来は人件費にあてる利用料と補助金から充てんしている。上尾市月額30000円家賃補助実施(年会費16000円) 3.非課税世帯の場合の利用料の減免。母子親家庭など、養育もしなければいけない、サービスも利用したい、介護力が不足していてサポートが必要な家庭ほど、経済的な負担も大きくなると思う、プラスαの支援が必要。
4.年間150時間上限について、もう少し緩やかに考えてもらえるとありがたい。一律に上限を決めてしまわずその人の必要性に応じて考えてほしい。日常的に利用したい人、宿泊での利用が多い人など、150時間では足りないと思う。

------のっくでは、1時間あたり3000円の収入がないと、人件費等を考え運営が成り立たないと考えている。普通に仕事をして8時間労働、月に22日、利用を受けるのは1日5〜6時間程度、この仕事は利用を受けないと収入にならない。(事務をしているだけでは収入にならない。)ただ、3000円を利用者が負担するのではなく、少なくとも2/3は行政が補助するという仕組みが望ましいと考えていた。今後も更にサポート事業が、利用者にとっても使い易く、サービス提供団体にとっても安定的な運営ができる制度に改善されていくと良いと思う。サポート事業はそれに近い形だと思う。(文責:さいとう)


ゴンゴン・サイサイのボランティア日誌(春休みポランの巻)

ポランの広場
3月25日(土) 天気 ふぶき? 場所 越後中里スキー場
参加親:N井・S田・M川・S藤
参加ポラ:K川・日G姉妹・M山・T島・A子・S田・ゴン・サイ
☆駅に着くと、ものすごい吹雪きで誰かが迷子になったが、その後、天気も回復してみんなゲレンデでおもいっきり転んでいました。かまくらの上の雪合戦はサイコーでレた。

3月28日(火) 天気 曇り→雨 場所 三橋運動公園
参加親子:K賀・M尾・W月・I坂・A田・N井・M川・S藤
参加ボラ:Y田・M浦・S田・S木・ゴン・サイ
☆一通り・遊んで小雨が降り出したので、さて帰ろうかなと思ったとき、ともくんが見当たりませんでした。ともくんを見つけたのはママでした。さすが!!

3月30日(木) 天気 晴れ 場所 交流センター
参加親子:W月、M川、S田、N井、S藤 参加ボラ:M浦、A子、S木、ゴン、サイ
☆ともくん、のりくん、みなちゃんがプールに入りました。のりくんは浮輪でぷかぷか、みなちゃんはボラのおねいさんと遊び、ともくんはすきを狙って逃げ出すチャンスを見計らっていました。そのころ、残りは大球で遊んでいました。

4月1日(土) 天気 強風 場所 見晴らし公園→大宮第二公園
参加親子:W月・M尾・M川:S口・N井・S田
参加ボラご熊川・樋口・日暮姉妹・金子・島田・松田・倉敷・本田・ゴン・サイ ☆この日は風が強くお花見所じゃありませんでした。結局、通常活動の昼食が豪華版になりました。子供たちは、公園で遊んでいたが私は鼻水とくしゃみでそれどこではありませんでした。春の活動を少し考えてしまいました…。

4月6日(木) 天気 晴れ 場所 市民の森
参加親子:M川・M尾・W月・S田・N井・K賀
参加ボラ:H口・大M・S田・ゴン・サイ
☆のりくんが人参の皮をむいて、あきらくんとけいくんが人参を切って、お母さんが焼きそぱを作りそれをともくんが一番食べました。おやつのホットケーキはひろくんがホイップクリームをつまみ食いしながら作り、だいちゃんがそのクリームの付きのホットケーキを回していました。子供達の連携プレーでした。

4月8日(土) 天気 晴れ 場所 高尾山
参加親子:M川・坂S口・S田・K賀・K木・N井・N目
参加ボラ:K川、H口・日G・M田・K敷・S田・茂G・ゴン・サイ
みんなで一生懸命、山頂めさし歩きました。ある者は靴を投げたり、またある者は背中を押さないと進まなかったり、またまたある者は手をつないでお互いを励まし会って歩きました。やっと到着した山頂で食ぺたお母さん方の手作りのお弁当はとても美味しかったです。

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ふれあいコンサートに行って
触れ合いコンサートがあるということで出かけて行きました。間近で聞くマリンバは迫力があって素晴らしかったです。典も音楽は好きなので、静かに聞いていられました。 普通ののコンサートには行きにくいので、本物にふれられるこのような概会があると嬉しいです。最後の方では手拍子や歌もでて楽しいコンサートでした。 (S田母)

すこし勉強 たくさん勉強

今回は、社会福祉施設について!!

1.社会福祉施設の種類
大きく分けて、8つあります。
1)保護施設
2)老人福祉施設
3)身体障害者更生援護施設
4)知的障害者援護施設
5)婦人保護施設
6)母子福祉施設
7)児童福祉施設
8)社会福祉事業法による施設及びその他の施設
今回は、4)について少し勉強しましょう。

2知的障害者援護施設
知的障害者援護施設は、この中でまた大きく5つに分かれます。(数字は施設の数)
あ)知的障害者更生施設(入所<41>/通所<14>)
い)知的障害者授産施設(入所〈8>/通所<36〉)
う)知的障害者通勤寮(1)
え)知的障害者福祉ホーム(1)
お)知的障害者福祉工場(1)
い)の授産施設の通所には、たとえばうちのメンバーであるkさんの職場の「ゆりヶ丘作業所」があります。また、与野市の鴻沼福祉会の「つばさ共同作業所」「きりきし共同作業所」「あざみ共同作業所」は、通所の授産施設として有名ですね。更生施設としては、大宮市の「杉の子学園」が入所施設としてあります、また、ポランのT君が行っている川口太陽の家は、通所の更生施設に当たります。昨年見学に行った「むさしの青年寮」は、更生施設の入所です。
前回述べたように、18歳以上の人たちの行く場所は、限られています。大宮市内にももっともっとあるといいのですが…。

3.児童福祉施設の中にも、知的障害に関する施設があります。
これは、次回以降に。

プロペラの紹介 プロペラは、大宮市内を中心に活動しているボランティアグループです。
知的障害児たちとの交流を中心に、障害を持った人たち、高齢者の方々との交流、アフリカの難民の子どもたちへの衣料などの援助をしています。
幅広く、会員のやっていきたいことを人的にも金銭的にもサポートできるグループになりたいと考えています。
現在正会員は、約30名、読者会員は10名です。
大学生から会社を退職された方まで、幅広いメンバーがそろっています。
今年の目標としては次のことを考えています。
1.知的障害を持った子どもたちとの交流の充実
これには、知的障害を持ったこどもの参加数の増加と一緒に遊ぶボラの参加数の募集をすること。そして、活動回数の増加を考えています。この夏には、夏休み活動を多くの団体に呼ぴかけて実施したいと思っています。
2.マザーランドヘの物資援助
プロペラのHPを通してお願いしており、定期的に荷物を発送しています。また、砂漢に緑を増やすための苗木を買い、それを通して寄付もしています。
3.勉強会の実施
埼玉県内の福祉を学ぶために、今年は月1回の勉強会を実施します。5月より開始予定です。
4ボランティアの発掘
行政や民間金業の手の届かない部分を担うボランティアですが、その募集を常時かけたいと思っています。そして、よりよい社会を築き上げる人材の育成に努めたいと思います。 5.財政基盤の充実
活動する上での資金は、いつも不足気味です。従来、リサイクルマーケットの参加などによってまかなってきました。この点を解消する手段を見つけ出していきたいと思います。
6.他のボランティアグループとの交流
交流をとおして、情報交換等をしていきたいと恩います。
最後のなりますがプロペラ会員の心得を
一、互いに謙虚さと素直さを保つようにしましょう。
二、相手の立場を尊重し、互いに尊敬し合いましょう。
三、常に勉強と体験を重ね、成長しましょう。
四、いつまでも初心を忘れずに。
五、約束を守りましょう。

事務局からの連絡

○桜の花は、今年は長かったようですね。今も見ることができています。これからは緑の眩しい季節がやってきます。本当に外が恋しい季節になってきました。
○さて、プロペラも五年目に入ります。今年は、より多くの人にボランティアの機会を提供することと活躍してもらえればと思っています。
そして、活動だけではなく勉強会もやる予定です。
○プロペラ会員には誰でもなれます。年会費2400円です。実際に活動する人だけではなく、読者会員、賛助会員も募っています。会費のほとんどは、会報発送代などに消えてしまいますので、活動費、事務所維持費は別途賛動会員の寄付や補助金申請などでまかなっています。
新しい年度ですので、更新の方は、4月中にお願いします。新規の人も受け付けています。
○会費や寄付の振込先は次のとおりです。
あさひ銀行大宮駅前出張所
普通口座3985032 プロペラ代表熊川英輔
○夏の計画を現在構想中です。夏休み40目間の内約半分を活動する予定です。学生中心になりますが、新たにぼらをやるいい機会と思っています。企画者、企画案、資金援助な々でも受付中です。
○ポランの担当が若いサイサイゴンゴンになりました。としよりは後方にてバックアップする予定です。、みなさんよろしく。
○写真は、いちまい30円で販売しています。
○事務所の大掃除をこの連休にします。
○車椅子の人の通勤介助してくださる方を募集しています。
○ポランの子どもファイルできあがりました。次の活動から使います。
○ボラ保険に入っていないで、ボランティアをすることはできません。必ず入ってから活動をしてくださいね。
○この会報は2ヶ月に1回なので、情報が古い場合があります。活動の前には必ず連絡をください。
○手話をしたいという希望が多くあります。社協でやっている講座が体系的に勉強できるのでいいかと思います。但し競争率は高いみたい。
後は、さんごにいくという手段も有ります。プロペラ主催でという話もありましたが、講師がいないので開催していません。
○ポランのT君がこの春高校を卒業しました。おめでとうございます。

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